過去の遺作置き場
6月26日
「なぁ、相沢」
昼休み。
いつものように屋上でみんなでお弁当を食べていると、突然北川が話しかけてきた。
「なぁ、相沢」
昼休み。
いつものように屋上でみんなでお弁当を食べていると、突然北川が話しかけてきた。
「何?」
「ちょっと頼みが・・・・」
「却下」
「・・・・まだ何も言ってないぞ」
「あんたの頼みなんてどうせろくでもない事に決まってるから嫌よ」
ちょっと前ならともかく、最近変態ぶりが復活してきてるからな。
最初から断っておくに限る。
「そんな事言わずに聞いてくれよ~~~」
「あぁもう、ひっつくなっ! 分かったわよ、で?」
抱きつこうとして来る北川を引き剥がすと、渋々用件を聞き出す。
「うむ、用件と言うのはだな・・・・・相沢、抱かせてくれ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
あまりの唐突な事を言われた為、たっぷりと40秒もの間何を言われたのか理解できなかった。
思わず聞き返す。
「だから、相沢!お前を抱かせてくれ~~~~~!!」
そんな事を言って、ルパンダイブで飛び込んでくる北川。
ひぃっ、祐子ちんぴんち?!
思わず目を瞑る。
・・・・・・・・・?
しかし一向に何も起きる気配がない。
そっと目を開けてみると、そこにはすでにボコボコになった北川が倒れていた。
「まったく、いきなり何を言い出すかと思えば」
「祐子ちゃんに手を出したら承知しないお~」
「そんな事する人大嫌いです」
「今度同じ事したらただでは済みませんよ」
・・・・どうやら、皆が天誅を下したらしい。
まぁ、おかげで助かった。
「さ、残りのお弁当食べましょ」
そう言って、皆がこっちに戻ってくる。
勿論北川はほったらかしだ。
「お、俺は諦めんぞ~・・・・」
あ、まだ生きてた。
不気味に蠢きながら手を伸ばす。
と、たまたまだったのか狙ってたのか、その伸ばした手が香里の足を掴んだ。
「え?!」
「危ない!」
いきなり足を掴まれた為、香里は倒れそうになる。
俺は咄嗟に香里を受け止めようと、身を乗り出した。
ドタッ。
「「きゃあっ!!」」
俺と香里は同時に悲鳴を上げてその場に倒れた。
「ん・・・・・んん・・・・」
・・・・目を開けると、至近距離に香里の顔が。
「「!?」」
あ~、何と言うか。
つまりだな、俺と香里は倒れた拍子にお互いの唇が触れ合って・・・・要するにキスした状態になっていた。
絶句して固まる俺達。
そのままお互い動けず、5分ぐらい経っただろうか?
「あ~~~~~~!!お姉ちゃん、ずるいですっ!!!!」
「「はっ?!」」
栞の大声でようやく我に返り、身を離す。
香里は真っ赤になって俯いていた。
「う~・・・・祐子ちゃん、私も」
「な、名雪、いきなり何を・・・・!」
「私も祐子さんとキスしたいです~~~!!」
「あ、あの、出来れば私も・・・・」
だぁっ!ちょっと待てぇ!!
何考えてんだお前らは~~~!!!
結局、チャイムに助けられその場は逃げ切る事が出来た。
しかし・・・・香里とキスしてしまった・・・・。
「ちょっと頼みが・・・・」
「却下」
「・・・・まだ何も言ってないぞ」
「あんたの頼みなんてどうせろくでもない事に決まってるから嫌よ」
ちょっと前ならともかく、最近変態ぶりが復活してきてるからな。
最初から断っておくに限る。
「そんな事言わずに聞いてくれよ~~~」
「あぁもう、ひっつくなっ! 分かったわよ、で?」
抱きつこうとして来る北川を引き剥がすと、渋々用件を聞き出す。
「うむ、用件と言うのはだな・・・・・相沢、抱かせてくれ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
あまりの唐突な事を言われた為、たっぷりと40秒もの間何を言われたのか理解できなかった。
思わず聞き返す。
「だから、相沢!お前を抱かせてくれ~~~~~!!」
そんな事を言って、ルパンダイブで飛び込んでくる北川。
ひぃっ、祐子ちんぴんち?!
思わず目を瞑る。
・・・・・・・・・?
しかし一向に何も起きる気配がない。
そっと目を開けてみると、そこにはすでにボコボコになった北川が倒れていた。
「まったく、いきなり何を言い出すかと思えば」
「祐子ちゃんに手を出したら承知しないお~」
「そんな事する人大嫌いです」
「今度同じ事したらただでは済みませんよ」
・・・・どうやら、皆が天誅を下したらしい。
まぁ、おかげで助かった。
「さ、残りのお弁当食べましょ」
そう言って、皆がこっちに戻ってくる。
勿論北川はほったらかしだ。
「お、俺は諦めんぞ~・・・・」
あ、まだ生きてた。
不気味に蠢きながら手を伸ばす。
と、たまたまだったのか狙ってたのか、その伸ばした手が香里の足を掴んだ。
「え?!」
「危ない!」
いきなり足を掴まれた為、香里は倒れそうになる。
俺は咄嗟に香里を受け止めようと、身を乗り出した。
ドタッ。
「「きゃあっ!!」」
俺と香里は同時に悲鳴を上げてその場に倒れた。
「ん・・・・・んん・・・・」
・・・・目を開けると、至近距離に香里の顔が。
「「!?」」
あ~、何と言うか。
つまりだな、俺と香里は倒れた拍子にお互いの唇が触れ合って・・・・要するにキスした状態になっていた。
絶句して固まる俺達。
そのままお互い動けず、5分ぐらい経っただろうか?
「あ~~~~~~!!お姉ちゃん、ずるいですっ!!!!」
「「はっ?!」」
栞の大声でようやく我に返り、身を離す。
香里は真っ赤になって俯いていた。
「う~・・・・祐子ちゃん、私も」
「な、名雪、いきなり何を・・・・!」
「私も祐子さんとキスしたいです~~~!!」
「あ、あの、出来れば私も・・・・」
だぁっ!ちょっと待てぇ!!
何考えてんだお前らは~~~!!!
結局、チャイムに助けられその場は逃げ切る事が出来た。
しかし・・・・香里とキスしてしまった・・・・。
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