過去の遺作置き場
6月27日
キ~ンカ~ンコ~ンコ~ン。
ガラッ。
「はぁはぁ、何とか間に合った・・・・」
息切れしながら、ドアを開けて教室へ飛び込む。
とりあえず、チャイムはなったがまだ石橋は来ていないらしい。
廊下にもまだ姿は見えない。
何とか助かった。
「く~」
「・・・・・・・・」
いつもの事とは言え・・・・名雪のこれはどうにかならんもんだろうか?
まだ学生のうちは良いが、社会人になったら苦労するぞ名雪・・・・。
キ~ンカ~ンコ~ンコ~ン。
ガラッ。
「はぁはぁ、何とか間に合った・・・・」
息切れしながら、ドアを開けて教室へ飛び込む。
とりあえず、チャイムはなったがまだ石橋は来ていないらしい。
廊下にもまだ姿は見えない。
何とか助かった。
「く~」
「・・・・・・・・」
いつもの事とは言え・・・・名雪のこれはどうにかならんもんだろうか?
まだ学生のうちは良いが、社会人になったら苦労するぞ名雪・・・・。
「おはようさん、二人ともいつもの如くギリギリだな」
「北川・・・・それは名雪に言ってよね。私はちゃんと毎朝起きてるんだから」
「私もちゃんと起きてるもん・・・・」
目が線になったままで名雪が答える。
言ってる傍から起きてないじゃないか。
何か対応策を検討せねば・・・・。
「あ、お、おはよう・・・・相沢さん」
「え?あ、香里・・・・お、おはよう」
名雪の起床作戦を思案していると、北川に遅れて香里が挨拶をしてきた。
俺も同じように返すが、お互いイマイチぎこちない。
ま、まぁ、不可抗力とは言え昨日香里と・・・・キ、キ、キスしてしまったから、な。
どうしても意識してしまう。
そのまま俺と香里は俯いて黙ってしまい、長い沈黙が流れる。
その横では、何故か北川がじーっと俺達の事の成り行きを見守っていた。
(ちなみに名雪は机に突っ伏して寝てる)
き、北川!何故こう言う時に限って場を壊してくれんのだ!!
「「あ、あの・・・・」」
同時に顔を上げ、二人の声が重なる。
ますます気まずい・・・・。
いつの間にか、クラス奴ら全員が俺達に注目している。
な、何で皆黙ってみてるんだ?!
「よーし、全員席につけ」
そこへ担任の石橋が入ってきた。
その声に我に返り、俺と香里はそそくさと自分の席に座る。
心なしか、顔が熱いような気がする・・・・。
「今日も全員居るなー、って、何だお前らその不満そうな目は」
見ると、クラスメートの全員が石橋に対して何かを訴えかけるような目をしている。
『石橋~、てめー邪魔しやがって』
『そこで石橋が現れさえしなければ、もっと面白いものが見れたかもしれないのに・・・・』
『石橋、許すまじ』
何か、そんな声が聞こえたような気がした。
・・・・俺達は見世物じゃねぇ!!
結局、その日一日クラスの全員から好奇の目で見られ続けた。
おかげで、ますます香里とぎこちなくなってしまった・・・・。
どうしよ?
「北川・・・・それは名雪に言ってよね。私はちゃんと毎朝起きてるんだから」
「私もちゃんと起きてるもん・・・・」
目が線になったままで名雪が答える。
言ってる傍から起きてないじゃないか。
何か対応策を検討せねば・・・・。
「あ、お、おはよう・・・・相沢さん」
「え?あ、香里・・・・お、おはよう」
名雪の起床作戦を思案していると、北川に遅れて香里が挨拶をしてきた。
俺も同じように返すが、お互いイマイチぎこちない。
ま、まぁ、不可抗力とは言え昨日香里と・・・・キ、キ、キスしてしまったから、な。
どうしても意識してしまう。
そのまま俺と香里は俯いて黙ってしまい、長い沈黙が流れる。
その横では、何故か北川がじーっと俺達の事の成り行きを見守っていた。
(ちなみに名雪は机に突っ伏して寝てる)
き、北川!何故こう言う時に限って場を壊してくれんのだ!!
「「あ、あの・・・・」」
同時に顔を上げ、二人の声が重なる。
ますます気まずい・・・・。
いつの間にか、クラス奴ら全員が俺達に注目している。
な、何で皆黙ってみてるんだ?!
「よーし、全員席につけ」
そこへ担任の石橋が入ってきた。
その声に我に返り、俺と香里はそそくさと自分の席に座る。
心なしか、顔が熱いような気がする・・・・。
「今日も全員居るなー、って、何だお前らその不満そうな目は」
見ると、クラスメートの全員が石橋に対して何かを訴えかけるような目をしている。
『石橋~、てめー邪魔しやがって』
『そこで石橋が現れさえしなければ、もっと面白いものが見れたかもしれないのに・・・・』
『石橋、許すまじ』
何か、そんな声が聞こえたような気がした。
・・・・俺達は見世物じゃねぇ!!
結局、その日一日クラスの全員から好奇の目で見られ続けた。
おかげで、ますます香里とぎこちなくなってしまった・・・・。
どうしよ?
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