忍者ブログ
2017.09│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
過去の遺作置き場
2017年09月26日 (Tue)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2002年08月13日 (Tue)
6月29日



「さてと・・・・香里との約束は明日だったわね」

そう呟きながら、俺はクローゼットの中から明日着ていく服を選んでいた。
男のときはこんな事微塵も気にしなかったのにな。
女になってから、妙に服装とかを気にするようになったような気がする。
やっぱり、自分でも知らないうちに心身ともに女へとなりつつあるのかな・・・・。

コンコン。

「祐子ちゃん、入って良い?」
「え?な、名雪?」

鏡の前で服を体に当てたまま放心していた俺は、名雪の声で我に返った。
すぐさま服を散らかった服を片付けると、部屋のドアを開く。

「どうしたの?」
「うん、明日ちょっと付き合ってもらえないかな~って・・・・」

ぐあ、名雪もか・・・・。

「ごめん、私明日はちょっと用事があるから・・・・」
「え~、祐子ちゃんもなの?」
「え、『も』ってどういう事?」
「さっき香里に電話したら、『ごめん、あたし明日は用事があるから』って断られたの」

なるほど・・・・。
香里が自分から言わないくらいだから、やっぱり秘密にしとかないと駄目だな。

「せっかく、一緒にお買い物しようと思ってたのに・・・・」
「ごめんね、名雪。また今度付き合うから」
「うん、分かったよ。それじゃ、祐子ちゃんおやすみなさい」
「お休み、名雪」

そう言って、名雪は自分の部屋へと戻っていった。

どうやら、特に下手な勘繰りは入れられなかったようだ。
後は、明日になるのを待つだけだな・・・・。



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
←No.61No.60No.124No.59No.58No.57No.56No.55No.54No.53No.154
Comment
Blog Search
Calendar
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Trackback