過去の遺作置き場
6月10日
土日と学園祭だったので、今日は振替だ。
学園祭の準備でかなり疲れたからな~・・・・今日はゆっくりするか・・・・。
何て思ってたら、いつの間にかお昼を過ぎていた。
ちょっと寝すぎだな・・・・名雪じゃあるまいし。
さて、部屋でじっとしててもしょうがない、ちょっと下に降りてみるか。
土日と学園祭だったので、今日は振替だ。
学園祭の準備でかなり疲れたからな~・・・・今日はゆっくりするか・・・・。
何て思ってたら、いつの間にかお昼を過ぎていた。
ちょっと寝すぎだな・・・・名雪じゃあるまいし。
さて、部屋でじっとしててもしょうがない、ちょっと下に降りてみるか。
リビングにやってくると、真琴がテレビを占拠して何やらゲームをしていた。
何をやってるのかと覗いてみたら・・・・。
『カリーンの剣』だった。
っておい、そんな古いゲーム何処で見つけてきた?
そのディスクシステムも含めて。
ちなみにこのゲーム、スク○○アが作ったものだったりする。
・・・・まぁ、そんな事はどうでも良いか。
「あうーっ。やっとカリーンの剣手に入った・・・・」
どうやら、もう結構最後の方まで進んでるらしい。
確か昨日はやってる様子は無かったから・・・・朝起きてから、昼までの間にここまで進めたのか?
・・・・どう考えても無理あるぞ、それ。
「真琴。もしかしてずっとゲームしてたの?」
「あ、祐子っ!見て見て、やっと最後の剣手に入れたのよ!」
そう言いながら、ステータス画面でカリーンの剣が装備されているのを見せる真琴。
いや、いきなりそんなの見せられても困るが・・・・。
あ、そうだ。
「ねぇ、真琴。良い事教えてあげようか?」
「あう?良い事?」
「そう、良い事」
そう言って、真琴からコントローラーを受け取る。
「良い?まず元の世界に戻って手近な街へ行く」
「ふんふん」
「街に着いたら一直線に武器屋へ向かう」
「それで?」
「武器屋に着いたら、おもむろに武器を買い換える。カリーンの剣は高額で売れるから、これでお金持ち♪」
「へぇ・・・・って、ちょっと!カリーンの剣売っちゃってどうすんのよ!?」
「まぁまぁ、落ち着いて」
「落ち着いてられないわよ!せっかく取ってきたのにー!」
じたばた暴れる真琴。
こら、危ないから暴れんな。
「大丈夫問題ないから」
「え?」
「それじゃ、もう一度向こうの世界へ行くでしょ?」
「・・・・うん」
「それでカリーンの剣のあった場所へ行くと・・・・」
「あ、またあった?!」
「そ。これを繰り返せば簡単に大金が手に入るわよ。ちょっと面倒だけど・・・・」
「でもお金貯めるのってすっごく大変だから、助かったわ祐子!」
そう言って、喜々として俺からコントローラを奪いゲームに釘付けになる真琴。
う~む・・・・こんな事でここまで喜ぶとは思わんかった。
「祐子さん」
「え?あ、秋子さん。何ですか?」
「・・・・どうして、あんな事知ってるんですか?」
「・・・・企業秘密です」
「あらあら」
ふ、初めて秋子さんに勝った。
ごめんなさい、私が悪ぅございました。
秋子さん、もう調子に乗りませんから、お願いですからご飯にジャムを混入させるのは止めてください・・・・。
いや、マジで。
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