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過去の遺作置き場
2018年05月28日 (Mon)
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2002年07月02日 (Tue)
さぁ、いよいよ明日は体育祭だ!
何かつい最近、文化祭があったばかりのような気がするが気のせいだろう。
・・・・・・・気のせいだぞ!
ま、とにかくそんなこんなで体育祭だ。


「ふふふ・・・体育祭でも相沢くんを・・・」


な、何か聞こえたような気がするが幻聴だろうな。
・・・頼む、幻聴であってくれ(汗)








体育祭当日。

もうすぐ応援合戦が始まると言う頃・・・。
俺は香里と名雪を含めたクラスの数人の女子に囲まれていた。
な、何か嫌な予感が・・・・。

「相沢くん?実はお願いがあるんだけど」

そう切り出したのは香里だ。
この状況だと、お願いじゃなくて脅しみたいだが・・・。

「な、何だ?」
「まぁ、何となく察しはついてるだろうけど・・・」

う・・・ま、まさか・・・。

「相沢くんに応援団のチアガールを・・・・」
「断るっ!!」

俺は香里が言い切る前に、思いっきり断った。

「文化祭の時のような目に合うのは二度とごめんだ!第一、何で男の俺がチアガールをしなければならん!」

あの時、変な気を起こした男共をまくのにどれだけ苦労したか・・・。

「そう・・・そこまで言うならしょうがないわね」

お・・・諦めてくれたか?

「名雪?それに他の皆も」
「うん、了解だお~」

だお~って・・・名雪、お前寝ぼけてんのか?
って、そんな場合じゃない。
香里を初めとする女子達が俺にじりじりとにじり寄ってくる。

「か、香里?・・・・何を・・・」
「剥いちゃえ!」

そう言って、女子達が全員襲い掛かってきた。
嬉しい・・・じゃないっ!

「や、やめろ~!お婿に行けなくなる~!」
「同じネタの使い回しは面白くないわよ」

むぅ・・・・。
一言で諭されてしまった。






結局、俺は香里達に無理矢理着替えさせられ、チアガールの衣装を着せられてしまった。
前回と同じように胸にはしっかりパットが入っている。
それだけじゃなく、今回は下半身にサポーターを身につけ、股間が目立たないようにまでしてある。
え?そのサポーターは自分で穿いたのかって?

・・・・・・聞くなよ(泣)


と、俺を着替えさせた後、どこかに居なくなっていた香里達女子全員がチアガールの格好に着替えて戻ってきた。

「あれ?香里達もチアガールだったのか?」
「えぇ。誰かさんがしつこく推薦してきたおかげで」

北川だな・・・。
確かHRの時、一人で『絶対美坂だ!」とか騒いでいたような気がする。
その後、プールに半死体となって浮いてたけど(汗)
確かその後、救急車で運ばれていってそのままだな・・・。
・・・・まぁ、北川だし良いか。


「ところで相沢くん?」
「ん?何だ」
「チアガールの経験は?」

香里は本気で言ってるんだろうか。

「・・・あるわけないだろ」
「やっぱりね・・・・練習してる時間はないから、とりあえず相沢くんは私達の後ろで適当に動いてれば良いわ」

適当にって・・・・そんなんで良いのか?

「ただし、ちゃんと応援しなきゃ駄目よ」

・・・・・了解しました。
もうこうなったら、文化祭の時と一緒でヤケクソになるしか無いな(泣)
うぅ・・・・何で俺ばかりこんな目に・・・・。














そして応援合戦が始まった。
とりあえず俺は初めての経験で何をすれば良いのか判らないので、他の女子の動きを真似して、適当に手に持ったポンポンを振ったり足を上げたりしていた。
何か、みんなが俺の方を見ているような気がする・・・・。
うぅ・・・・すっげー、恥ずかしいんだけど・・・・。
早く終わってくれ~・・・・・。





「ピーッ!」

笛の音が響き渡る。
どうやらこれで終わりらしい。
助かった・・・。

「え~、それではこれからチアガールの個人実技に入ります」

チアガールの個人実技?
そんなもんあったのか・・・・。
ま、俺には関係無い・・・。

「それでは、チアガールの相沢さんお願いします」

・・・・・・へ?

「ほら、ご指名がかかってるわよ」
「祐一、ふぁいとっ、だよ!」

ちょっと待て。

「相沢さん、時間もあんまり無いんで速やかにお願いしますね~」

速やかにって・・・・。
俺は周りの皆を見渡す。
皆、好奇に満ちた目で今か今かと俺の演技を待っている。

・・・・に、逃げられない(汗)

「ほら、早く行きなさい」

そう言って、俺は香里に皆の前に蹴り出された。


こ、こうなりゃやったるわいっ!
















そして、全ての応援合戦が終わった。
それでどこが一番だったかと言うと・・・・我がクラスだ。
俺の個人実技が決め手だったらしい。

・・・・・・・なんで?

俺、何も大した事してないんだけど・・・・。
それどころか、途中で何度も失敗したり転んだりしてたのに・・・・謎だ。


結局俺は、その後もずっとこの格好で競技にも出ずに応援を続けさせられていた。
何故だか知らんが、男女問わずに俺が応援すると皆本気以上の力を出すからだそうだ。
そのおかげかどうかは知らないが・・・・俺のクラスは総合優勝を果たした。
これは喜ぶべき事なんだが・・・・・イマイチ、俺は素直に喜べなかった。


そして、体育祭は幕を閉じた・・・・。

















その後、文化祭の時のような結果となったのはまた別の話。

・・・・・誰か、本当に助けてくれ(泣)







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