過去の遺作置き場
誰も居ない駅。
ガラ~ンと静かな構内には私一人・・・。
随分と静かですね・・・・。
いくら夜が遅いとは言え、誰一人ホームに居ないと言うのはちょっとおかしいですね。
それとも、いつもこの時間はこんなものなのでしょうか?
ジリリリリリリ!
!!
いけません、早く乗らないと電車が行ってしまいます(汗)
私は、全力で駆けると電車の中に飛び込みます。
ふぅ・・・ギリギリセーフでした・・・・。
それにしても、これぐらいで息切れしてしまうなんて・・・少しでも運動した方が良いんでしょうか?
以前まで病気で休んでいた栞さんの方が、まだ体力あるみたいですし・・・・。
・・・・なんだか自己嫌悪に陥ってきました・・・・これ以上考えるのは止めにしましょう。
それにしても・・・。電車内もホームと同じで全然人の姿が見えません。
ただ・・・・巫女服を着た私より少し年下ぐらいの女の子が、一人だけ座っていました。
・・・・こんな時間に一人で居ると言うのはちょっと不自然・・・・ですね。
でも、向こうから見れば私も人の事言えませんか。
でも・・・・。
何故、巫女服なんでしょうか・・・・?
ガラ~ンと静かな構内には私一人・・・。
随分と静かですね・・・・。
いくら夜が遅いとは言え、誰一人ホームに居ないと言うのはちょっとおかしいですね。
それとも、いつもこの時間はこんなものなのでしょうか?
ジリリリリリリ!
!!
いけません、早く乗らないと電車が行ってしまいます(汗)
私は、全力で駆けると電車の中に飛び込みます。
ふぅ・・・ギリギリセーフでした・・・・。
それにしても、これぐらいで息切れしてしまうなんて・・・少しでも運動した方が良いんでしょうか?
以前まで病気で休んでいた栞さんの方が、まだ体力あるみたいですし・・・・。
・・・・なんだか自己嫌悪に陥ってきました・・・・これ以上考えるのは止めにしましょう。
それにしても・・・。電車内もホームと同じで全然人の姿が見えません。
ただ・・・・巫女服を着た私より少し年下ぐらいの女の子が、一人だけ座っていました。
・・・・こんな時間に一人で居ると言うのはちょっと不自然・・・・ですね。
でも、向こうから見れば私も人の事言えませんか。
でも・・・・。
何故、巫女服なんでしょうか・・・・?
ブロロロロ・・・・。
今、私達はバスに乗っています。
バスの中は、夜遅いせいもあって私達しか居ません。
ちなみに、北川さんは気絶してます。
バスに乗ってすぐ、お姉ちゃんにやられました。
お姉ちゃんは『こんなのを起こしたままにしといたら、何されるか分かったもんじゃないわ』とか言ってましたけど・・・。
う~ん・・・・北川さんて、そこまで酷い人でしたっけ?
・・・・まぁ、良いです。
別にどうでも良いですし。
ふと、私は窓の外の流れる景色を眺めました。
周りの沢山の民家・・・・。
どれ一つとして電気はついていません。
いくら遅い時間とは言っても・・・・全部の家が寝入ってるとは思えないですけど・・・・。
何と言うか・・・・。
「・・・・寂しいわね」
私と同じように外を眺めていたお姉ちゃんが突然口を開きました。
私と同じことを考えてたんですね・・・・。
何かちょっと嬉しいです。
※ごめんなさい、ここから先は三人称視点で書きます。
「こう言う静かな時間も久しぶりですね~」
・・・・コクン。
佐祐理さんの言葉に舞は無言で頷く。
彼女の言うとおり、ここの所毎日がドタバタ騒ぎだったので、こんな落ち着いた時間は久しぶりだった。
別に二人はそれが嫌だと言う訳ではないだろうが。
ガクン。
「あら?」
「・・・・・・?」
突然、車が軽くノッキングしたかと思うと、いきなりその場に止まってしまった。
・・・・エンストでも起こしたのだろうか?
でもその割にはいつまで経っても発進しようとしない。
不審に思った佐祐理さんは、何が起きたのか確認する為に車を降りた。
舞も同じように佐祐理さんの後に続く。
そこには・・・・。
「佐祐理・・・・道がない」
「あらら~、ほんとですね~・・・・」
彼女達の言うとおり、道がそこで途切れていたのだ。
「おかしいですね~、ここには確か陸橋があったと思ったんですけど・・・・」
「佐祐理、間違えたものは仕方ない」
「そうですね、引き返しましょう・・・・・回してください」
佐祐理さんは運転手にそう告げると、再び車に乗った。
「う~ん・・・・・」
珍しく秋子さんが唸っている。
「どこか・・・・・変ですね」
秋子さんは呟いた。
街中・・・・道路には途切れる事なく車が走り、あちこちのビルからネオンのサインが光っている。
パッと見れば普通の町並みなのだが・・・・。
「何故、こんなにも人の気配がしないのかしら?」
そう・・・・これだけ賑やかに見えるのに、どこからも人の気配がないのだ。
まるで見せかけの街・・・・。
「・・・・一度先生の所に電話して報告した方が良いかもしれないですね・・・・」
そう言うと、秋子さんはその場を後にした。
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