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過去の遺作置き場
2017年09月26日 (Tue)
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2002年09月24日 (Tue)
8月2日 その1



夜。

今日は皆で肝試しをしようと言う事になった。
・・・は良いんだけど。

「ねぇ、あやめさんが居る時点で肝試しの意味無いような気がするんだけど?」
「それを言うなよ、相沢・・・」

そう言って苦笑する北川君。
普段から幽霊のあやめさん見慣れてるから・・・肝試しって言われてもいまいちピンと来ないのよね。

「あはは~、それじゃあペアを決めますから皆さんくじを引いてくださいね~」

そう言って佐祐理さんが差し出した折りたたまれた紙を一人一人が受け取る。
私は受け取った紙を開いてみた。

「えっと、5番か・・・」
「えへへ、祐子さん私と一緒ですね」
「栞?」
「はい♪」

そう言って栞が見せてくれた紙には、確かに5番と書いてある。
それじゃあ、私の相手は栞で決まりか・・・。

「祐子さんと組めるなんてラッキーです~」
「そう?」
「はい!」

嬉しそうに元気良く答える栞。
うふふ、何だか可愛いわね。

「栞・・・胸無いくせに・・・」
「え?」

何か聞こえた気がして後ろを振り返るとそこには香里が・・・。

「香里、今何か言った?」
「別に何も言ってないわよ?」
「・・・何か凄くムカついた気がします」
「気のせいよ、栞」
「む~」

何故かお互いに火花を散らす二人。
って、ちょっとちょっと! こんなところで姉妹喧嘩しないでよ!!

「あはは~、それでは皆さん準備は良いですか~?」

私が耐えかねて二人を止めようとした時、佐祐理さんの声が聞こえた。
とうやら始まるみたい。

チッ・・・・それじゃあ、二人とも頑張ってね」
「お姉ちゃんに言われるまでもなく、頑張りますよ~だ」

そう言ってお互いに一睨みすると、香里は自分のペアの下へと戻った。
・・・香里の相手、北川君なのね。
それにしても、この二人・・・何で今日に限ってこんなに仲悪いんだろ。

「それじゃあ、祐子さん。私達の番ですから行きましょう~」
「あ、ちょっと栞!」

無理矢理栞に引っ張られるようにして、連れて行かれる。
何か後ろから、相変わらず香里の怖い視線を感じるんだけど・・・。
これって、こう言う肝試しなの?
勘弁してよ・・・。



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