過去の遺作置き場
・・・・・・・・。
何だか妙な感覚・・・・。
まるで落ちていくような・・・・。
って、なぁっ?!
目開けると、俺は空の上に居て真下に見える学校に向かって一直線に落下していた。
「な、何が一体どうなって~~~~っ???!!!!」
意味不明な事を口走りながら落下していく俺。
このままだと死ぬ。
あぁ、母さん・・・・どうか先立つ不幸をお許しください・・・・。
何だか妙な感覚・・・・。
まるで落ちていくような・・・・。
って、なぁっ?!
目開けると、俺は空の上に居て真下に見える学校に向かって一直線に落下していた。
「な、何が一体どうなって~~~~っ???!!!!」
意味不明な事を口走りながら落下していく俺。
このままだと死ぬ。
あぁ、母さん・・・・どうか先立つ不幸をお許しください・・・・。
なんて事を考えているうちに、校舎は目の前に迫っている。
ぶつかる?!
俺は覚悟して身を強張らせた・・・・が、校舎にぶつかると思っていたが何故かすり抜けてしまった。
「あ、あれ?・・・・って、きゃあっ!?」
ドカッ!!
校舎をすり抜けたので呆気に取られた俺だが、教室の床にはしっかりぶつかっていた。
しかし、あれだけ高いところから落ちたのにただ痛いだけで済むとは・・・・。
教室を見回すと、皆が眠っていた。
名雪、香里、北川、あゆ、真琴、天野、栞、舞、佐祐理さん・・・・そして、俺。
我ながら、気持ち良さそうな寝顔だな・・・・。
あ、何か腹立ってきた。
俺は眠っている自分に近づくと、思いっきり足を振りかぶる。
そして・・・・。
「いい加減に起きなさいっ!!」
眠っている俺が枕代わりにしているダンボール箱を蹴飛ばした。
ドテッ。
「う、うぅん・・・・あれ?」
俺は目を覚まして辺りを見回す。
どうやら枕代わりにしていたダンボール箱から落ちたらしい。
俺は体を起こすと、窓の方へ歩み寄り外を眺めた。
・・・・良い天気だ。
今日も一日晴れるだろう。
「う・・・・あれ、祐子さん・・・・?」
誰かの声が聞こえて振り返ると、あゆが目覚ましていた。
眠たそうな目を擦りながら、こっちに近づいてくる。
「目が覚めたのね、あゆ」
「うん・・・・」
そう言いながら、俺の隣に立ち一緒に外を眺めるあゆ。
「うぐぅ・・・・祐子さん、私夢を見たよ」
「夢・・・・?」
「うん。内容はよく覚えてないんだけど・・・・確か、祐子さんや名雪さんや秋子さん達が居て・・・・すっごく楽しかった夢だったってのは覚えてる」
「夢か・・・・私も見たわ」
「うぐぅ・・・・ほんと?」
あゆが振り向き、笑いながら俺の方を見る。
「じゃあ、もしかしたら一緒な夢を見てたのかも知れないね!」
「・・・・そうね」
俺は・・・・あゆの方を見ると微笑み返した。
そう・・・・。
目が覚めて忘れてしまった夢だけど・・・・。
俺達は確かに見ていた。
それは・・・・あゆの言う通り、きっと楽しかった夢に違いない。
俺は、もう一度外へ顔を向けると空を見上げた。
「さ、あゆ。みんなを起こしましょう。いつまでも寝てると学園祭に間に合わないわ。もう残す所、今日一日・・・・明日は学園祭の初日なんだから!」
ぶつかる?!
俺は覚悟して身を強張らせた・・・・が、校舎にぶつかると思っていたが何故かすり抜けてしまった。
「あ、あれ?・・・・って、きゃあっ!?」
ドカッ!!
校舎をすり抜けたので呆気に取られた俺だが、教室の床にはしっかりぶつかっていた。
しかし、あれだけ高いところから落ちたのにただ痛いだけで済むとは・・・・。
教室を見回すと、皆が眠っていた。
名雪、香里、北川、あゆ、真琴、天野、栞、舞、佐祐理さん・・・・そして、俺。
我ながら、気持ち良さそうな寝顔だな・・・・。
あ、何か腹立ってきた。
俺は眠っている自分に近づくと、思いっきり足を振りかぶる。
そして・・・・。
「いい加減に起きなさいっ!!」
眠っている俺が枕代わりにしているダンボール箱を蹴飛ばした。
ドテッ。
「う、うぅん・・・・あれ?」
俺は目を覚まして辺りを見回す。
どうやら枕代わりにしていたダンボール箱から落ちたらしい。
俺は体を起こすと、窓の方へ歩み寄り外を眺めた。
・・・・良い天気だ。
今日も一日晴れるだろう。
「う・・・・あれ、祐子さん・・・・?」
誰かの声が聞こえて振り返ると、あゆが目覚ましていた。
眠たそうな目を擦りながら、こっちに近づいてくる。
「目が覚めたのね、あゆ」
「うん・・・・」
そう言いながら、俺の隣に立ち一緒に外を眺めるあゆ。
「うぐぅ・・・・祐子さん、私夢を見たよ」
「夢・・・・?」
「うん。内容はよく覚えてないんだけど・・・・確か、祐子さんや名雪さんや秋子さん達が居て・・・・すっごく楽しかった夢だったってのは覚えてる」
「夢か・・・・私も見たわ」
「うぐぅ・・・・ほんと?」
あゆが振り向き、笑いながら俺の方を見る。
「じゃあ、もしかしたら一緒な夢を見てたのかも知れないね!」
「・・・・そうね」
俺は・・・・あゆの方を見ると微笑み返した。
そう・・・・。
目が覚めて忘れてしまった夢だけど・・・・。
俺達は確かに見ていた。
それは・・・・あゆの言う通り、きっと楽しかった夢に違いない。
俺は、もう一度外へ顔を向けると空を見上げた。
「さ、あゆ。みんなを起こしましょう。いつまでも寝てると学園祭に間に合わないわ。もう残す所、今日一日・・・・明日は学園祭の初日なんだから!」
相沢祐一、乙女(?!)のDiary 外伝
『ほわいてぃっく・どりーまー』
完
『ほわいてぃっく・どりーまー』
完
PR
この記事にコメントする