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過去の遺作置き場
2017年09月26日 (Tue)
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2002年10月04日 (Fri)
8月8日



さてと・・・遊んでばかりも居られないから、たまには受験勉強しないとね。
夏休みの課題もあるし・・・。
私は、鞄から教科書とノートを取り出すと机の上に開いた。
さ、それじゃ始めましょうか。



一人、黙々とノートに向かってペンを走らせる。
ちなみに今やってるのは数学。
はっきり言うと、あんまり得意じゃないから重点的にやらないと。
数式自体を考えるのは好きなんだけどね~。
え~と、この問題は・・・。


コンコン。

「祐子ちゃん、入って良い?」

ノックの後に、そんな声が聞こえてくる。
今の声は名雪ね・・・。
部活も無いのにこんな時間に起きてるなんて珍しいわね(ちなみに、現在午前10:00)

「良いわよ~」
「うん」

ガチャ。

私の声を確認した後、名雪は扉を開けて入って来た。

「祐子ちゃ~ん、今からプールでも行こ・・・」

そこまで言いかけて、名雪は固まった。
そして、急に回れ右をしたかと思うとそのまま部屋の外へ・・・って、

「ちょっと名雪。何で黙って出て行くのよ」
「だ、だって祐子ちゃんが勉強してるお~。これは夢なんだお~」

そう言って取り乱す名雪。
失礼ね・・・そんなに私が勉強してるのがおかしい?
まぁ・・・確かに授業中とか寝てばっかりだけどさ・・・。
と、言っても名雪みたいに丸一日って訳じゃないけどね。

「う~、祐子ちゃん酷い事言ってるよ~」
「本当の事じゃない・・・って、私口に出してた?」
「うん」

・・・いつの間に。
何か最近、思った事をすぐ口に出しちゃうなぁ。
どうしてだろ?

「そ、そんな事より何か用?」
「あ、うん。今から一緒にプールでも行こうって誘いに来たんだけど・・・」

プール・・・ねぇ。
先週、あれだけ泳いだのにまだ足りないの?
それに・・・。

「生憎、今は勉強中よ」
「う~、やっぱり祐子ちゃん変だよ~」
「しつこいわよ、名雪・・・あ、そうだ。何だったら名雪も一緒に勉強・・・」
「わ、私、急用思い出したから行くよ。じゃあね!」

バタン!

名雪は、私が最後まで言いきる前に扉を閉めて出て行ってしまった。
・・・逃げたわね、名雪。
まったく、名雪も少しは勉強しないと駄目だと思うんだけどな~。
私はそんな事を考えながら、再び勉強を再開させた。





結局、その日は一日中勉強して終わった。




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