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過去の遺作置き場
2017年10月23日 (Mon)
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2002年10月06日 (Sun)
8月10日



それは、何となく公園でボーッとしてる時のこと。

「あ、相沢さん」
「あら、南。今日は北川君と一緒じゃないの?」

夏休みに入ってから、南は毎日のように北川君の家に行き、あやめさんを自分に憑依させて一緒に出かけている。
部活の方は良いのって聞いたら、許可取ってあるから大丈夫ですって言ってたわね。
・・・どう説明したのかしら?

「それが・・・北川さん、最近凄く調子悪そうで・・・」
「そう言えば、前から元気のない顔してたけど・・・」

私は2,3日前に会った北川君を思い出す。
いつもの無駄に元気すぎると言って良いような北川君じゃなくて、どこか覇気がない感じだった。

「それで今日は遠慮しておいたんです。家に居る分には私は必要ありませんから」

そう言って笑う南。
本当は北川君の傍に居たいんでしょうに・・・あやめさんに遠慮してるのかしらね。
ま、南がそれで良いって言うんならそれで良いけど。

「それじゃ、しばらくは北川君の所には行かないの?」
「あ、いえ、明日は行きますよ。北川さん、今日一日ゆっくり休んでおくから明日は来てくれって言ってたから」
「ふ~ん・・・」

ホントに休んでるなら良いんだけど。
まぁ、私が心配するような事じゃないか。

「あ、私用事があるんでそろそろ行きます」
「そう? じゃあまたね、南」
「はい!」

南は私と手を振って分かれると、そのまま走って行ってしまった。
ふぅ・・・私も帰ろ。
ここでボーッとしてても暑いだけだし。
勉強の続きもしないといけないしね。

私はベンチから立ち上がると、南の走り去った方を一瞥して家へと帰った。




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