過去の遺作置き場
7月29日 その1
「名雪ーっ、まだ準備できないの!?」
「う~、もうちょっと待ってよ祐子ちゃん!」
「いつまでもグースカ寝てるからよ。先に外で待ってるから早く来なさいよ?!」
「分かったよ~」
ほんとにもう、1日目から先行き不安だわ。
「名雪ーっ、まだ準備できないの!?」
「う~、もうちょっと待ってよ祐子ちゃん!」
「いつまでもグースカ寝てるからよ。先に外で待ってるから早く来なさいよ?!」
「分かったよ~」
ほんとにもう、1日目から先行き不安だわ。
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7月28日 その2
途中百花屋に寄った後、私達は駅前のデパートに来ていた。
・・・・だって、名雪があまりにも煩いんだもの。
しょうがないから、先に百花屋に寄ったんだけど。
名雪・・・・いくらお腹空いてたからって、イチゴサンデー5つも食べたらお腹壊すわよ・・・・?
「う~、満足だお~♪」
・・・・まぁ、良いけどね。
途中百花屋に寄った後、私達は駅前のデパートに来ていた。
・・・・だって、名雪があまりにも煩いんだもの。
しょうがないから、先に百花屋に寄ったんだけど。
名雪・・・・いくらお腹空いてたからって、イチゴサンデー5つも食べたらお腹壊すわよ・・・・?
「う~、満足だお~♪」
・・・・まぁ、良いけどね。
7月28日 その1
「名雪ーっ、起きなさーい!」
「うにゅ・・・・」
「ほらほら、今日は皆で水着買いに行くんだから。とっとと起きる!」
ガバッと名雪の被っている布団を剥ぎ取る。
それにしても、この暑いのによく布団被って寝てられるわね。
「う~・・・・けろぴーに水着~・・・・?」
・・・・何でそこでけろぴーが出てくるのよ。
第一、けろぴーに水着着せてどうするつもり?
「名雪・・・・いい加減起きないと置いてくわよ? そしたら海では名雪だけ水着なしになるわね」
「?!(ガバッ) そ、それは困るよ!ってあれ? 祐子ちゃん」
「ようやく目が覚めたのね・・・・早く着替えてよ? もう真琴もあゆも準備できてるんだから」
「う、うん」
はぁ、いつもの事とは言えホント疲れるわね・・・・。
「名雪ーっ、起きなさーい!」
「うにゅ・・・・」
「ほらほら、今日は皆で水着買いに行くんだから。とっとと起きる!」
ガバッと名雪の被っている布団を剥ぎ取る。
それにしても、この暑いのによく布団被って寝てられるわね。
「う~・・・・けろぴーに水着~・・・・?」
・・・・何でそこでけろぴーが出てくるのよ。
第一、けろぴーに水着着せてどうするつもり?
「名雪・・・・いい加減起きないと置いてくわよ? そしたら海では名雪だけ水着なしになるわね」
「?!(ガバッ) そ、それは困るよ!ってあれ? 祐子ちゃん」
「ようやく目が覚めたのね・・・・早く着替えてよ? もう真琴もあゆも準備できてるんだから」
「う、うん」
はぁ、いつもの事とは言えホント疲れるわね・・・・。
7月26日
「ただいま~」
「お帰り名雪。ちょっと聞きたい事が・・・・って香里?」
その日、部活から帰ってきて名雪を出迎えると、何故か香里が隣に立っていた。
「こんにちは、祐子。お邪魔するわね」
「帰る途中で出会ったから、家に誘ったんだよ~」
帰る途中ね・・・・香里は、夏期講習の帰りかしら?
ま、どっちにしろ都合は良いわね。
「そう、それじゃ丁度良いわ。ちょっと話したい事があるから・・・・そうね、二人とも後で私の部屋に来てくれる?」
「「話したいこと?」」
「えぇ、とっても重要な事なの。名雪が着替えた後で良いから、必ず部屋に来てね」
そう言うと、私は自分の部屋へと戻った。
名雪と香里は、不思議そうにお互いに顔を見合わせていた。
「ただいま~」
「お帰り名雪。ちょっと聞きたい事が・・・・って香里?」
その日、部活から帰ってきて名雪を出迎えると、何故か香里が隣に立っていた。
「こんにちは、祐子。お邪魔するわね」
「帰る途中で出会ったから、家に誘ったんだよ~」
帰る途中ね・・・・香里は、夏期講習の帰りかしら?
ま、どっちにしろ都合は良いわね。
「そう、それじゃ丁度良いわ。ちょっと話したい事があるから・・・・そうね、二人とも後で私の部屋に来てくれる?」
「「話したいこと?」」
「えぇ、とっても重要な事なの。名雪が着替えた後で良いから、必ず部屋に来てね」
そう言うと、私は自分の部屋へと戻った。
名雪と香里は、不思議そうにお互いに顔を見合わせていた。
7月24日
今日は、昨日の約束どおり香里の家へ。
『ゆういち』の詳しい事・・・・何が何でも教えてもらわないと。
そう思いながら、私は美坂家の門を叩いた。
今日は、昨日の約束どおり香里の家へ。
『ゆういち』の詳しい事・・・・何が何でも教えてもらわないと。
そう思いながら、私は美坂家の門を叩いた。
7月23日
「ねぇ、香里。『ゆういち』って人知ってる?」
「ぶっ!!」
「きゃあ! もう香里ったら、いきなり噴出さないでよ!」
「ご、ごめんね祐子」
今、私は香里と二人で百花屋に来てる。
街でたまたま出会って、そのまま一緒に百花屋に来たけど・・・・。
確か、香里は名雪とは親友・・・・。
だから、名雪の言っていた『ゆういち』って人の事も知ってるかと思ったんだけど・・・・。
「ねぇ、香里。『ゆういち』って人知ってる?」
「ぶっ!!」
「きゃあ! もう香里ったら、いきなり噴出さないでよ!」
「ご、ごめんね祐子」
今、私は香里と二人で百花屋に来てる。
街でたまたま出会って、そのまま一緒に百花屋に来たけど・・・・。
確か、香里は名雪とは親友・・・・。
だから、名雪の言っていた『ゆういち』って人の事も知ってるかと思ったんだけど・・・・。
7月22日 その2
「ただいまー」
「お帰りなさい、名雪♪」
「う゛・・・・ゆ、祐子ちゃん・・・・」
お昼過ぎ、部活から帰って来た名雪を私は満面の笑みで出迎えた。
案の定と言うか・・・・名雪は、複雑な表情してるけど。
今朝方、あの事を追求しようとしたら、
『あ、大変、1500mを三分で走らなきゃ間に合わないよ!』
とか言われて、逃がしちゃったのよね~。
あの時は、言葉からして微妙に動揺してるのが丸分かりだったのよね。
でも、部活が終わって帰ってきた今なら大丈夫。
ふふふ・・・・もう逃がさないわよ♪
「そ、それじゃあ私シャワー浴びてくるね」
「終わったらで良いから、すこーし私のお部屋に寄ってくれるかなー♪」
そそくさと、自分の部屋へ行こうとする名雪の背中に向けて、そう声をかける。
・・・・一瞬、びくってしたわね。
「きょ、今日は夏休みの課題やらなきゃ・・・・」
「そうね、早いうちに終わらせれば後が楽よねー。だったら、一緒にやりましょう。その方が早く済むし♪・・・・だから後で部屋に寄ってね?」
「・・・・う、うん」
有無を言わせぬ口調で一気にそう言うと、とうとう名雪は観念したのかそう言って頷いた。
ふふふ・・・・逃がさないわよ、名雪ちゃん♪
「ただいまー」
「お帰りなさい、名雪♪」
「う゛・・・・ゆ、祐子ちゃん・・・・」
お昼過ぎ、部活から帰って来た名雪を私は満面の笑みで出迎えた。
案の定と言うか・・・・名雪は、複雑な表情してるけど。
今朝方、あの事を追求しようとしたら、
『あ、大変、1500mを三分で走らなきゃ間に合わないよ!』
とか言われて、逃がしちゃったのよね~。
あの時は、言葉からして微妙に動揺してるのが丸分かりだったのよね。
でも、部活が終わって帰ってきた今なら大丈夫。
ふふふ・・・・もう逃がさないわよ♪
「そ、それじゃあ私シャワー浴びてくるね」
「終わったらで良いから、すこーし私のお部屋に寄ってくれるかなー♪」
そそくさと、自分の部屋へ行こうとする名雪の背中に向けて、そう声をかける。
・・・・一瞬、びくってしたわね。
「きょ、今日は夏休みの課題やらなきゃ・・・・」
「そうね、早いうちに終わらせれば後が楽よねー。だったら、一緒にやりましょう。その方が早く済むし♪・・・・だから後で部屋に寄ってね?」
「・・・・う、うん」
有無を言わせぬ口調で一気にそう言うと、とうとう名雪は観念したのかそう言って頷いた。
ふふふ・・・・逃がさないわよ、名雪ちゃん♪
7月22日 その1
『朝~朝だよ~、朝起きて学校行くよ~』
「・・・・名雪、今は夏休みよ?」
もそもそと布団から這い出して、寝たそうな声を上げる名雪・・・・じゃなくて、目覚ましを止める。
時間は・・・・まだ8時じゃないの・・・・。
何で、目覚ましなんかかけたんだろ?
『朝~朝だよ~、朝起きて学校行くよ~』
「・・・・名雪、今は夏休みよ?」
もそもそと布団から這い出して、寝たそうな声を上げる名雪・・・・じゃなくて、目覚ましを止める。
時間は・・・・まだ8時じゃないの・・・・。
何で、目覚ましなんかかけたんだろ?