過去の遺作置き場
6月22日
今日も遅くまで北川の家で、あやめさんに色々と現代機器の使い方を教えていた。
ちなみに名雪は今日は部活で来れない。
あゆと真琴は・・・・自分達にまで教鞭が振るわれる事を恐れて来ていない。
昨日でよっぽど懲りたらしいな。
天野は・・・・知らん。
(そんな酷な事はないでしょう)
何か聞こえた気がしたが、気のせいだな。
(相沢さん、酷いです)
聞こえん、何も聞こえんぞ俺には。
今日も遅くまで北川の家で、あやめさんに色々と現代機器の使い方を教えていた。
ちなみに名雪は今日は部活で来れない。
あゆと真琴は・・・・自分達にまで教鞭が振るわれる事を恐れて来ていない。
昨日でよっぽど懲りたらしいな。
天野は・・・・知らん。
(そんな酷な事はないでしょう)
何か聞こえた気がしたが、気のせいだな。
(相沢さん、酷いです)
聞こえん、何も聞こえんぞ俺には。
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6月21日
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン。
「祐子ちゃん、放課後だよっ」
「あらもう?・・・・朝から記憶が無いんだけど」
「相沢、それは寝過ぎだ」
いつもの漫才に冷静にツッコミを入れてくる北川。
・・・・何か、最近こいつ真面目だよな。
前のような奇行が減ったと言うか・・・・やっぱりあやめさんの影響だろうか?
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン。
「祐子ちゃん、放課後だよっ」
「あらもう?・・・・朝から記憶が無いんだけど」
「相沢、それは寝過ぎだ」
いつもの漫才に冷静にツッコミを入れてくる北川。
・・・・何か、最近こいつ真面目だよな。
前のような奇行が減ったと言うか・・・・やっぱりあやめさんの影響だろうか?
6月20日
「祐子ちゃん、最近北川君と仲良いよね」
夕方、夕飯も食べ終わってリビングで寛いでいると、名雪が藪から棒にそんな事を言ってきた。
「何よ、突然」
「だって、最近よく一緒に帰るところ見かけるし、何か二人でして秘密にしてる事があるような節があるし・・・・」
・・・・中々鋭いな、名雪。
でも、確かに最近北川と一緒に居すぎたかも知れないな。
今日もあやめさんに現代機器の使い方を教える為に北川の家に行ったし・・・・。
少し自重するべきなのか?
「祐子ちゃん、最近北川君と仲良いよね」
夕方、夕飯も食べ終わってリビングで寛いでいると、名雪が藪から棒にそんな事を言ってきた。
「何よ、突然」
「だって、最近よく一緒に帰るところ見かけるし、何か二人でして秘密にしてる事があるような節があるし・・・・」
・・・・中々鋭いな、名雪。
でも、確かに最近北川と一緒に居すぎたかも知れないな。
今日もあやめさんに現代機器の使い方を教える為に北川の家に行ったし・・・・。
少し自重するべきなのか?
6月18日
放課後、たまたま行った屋上で北川を見つけた。
フェンスにもたれて夕日を見つめながら、どこかたそがれている。
「北川・・・・どうしたの?」
「ん?あぁ、相沢か」
北川を顔だけこちらに向けるとそう言った。
「日曜日に、南と一緒にあやめさんを連れて霊能者の所に行ったんでしょう? 何か分かったの?」
「・・・・・・・・・」
しかし、北川は何も答えない。
ただ黙って夕日で赤く染まる空を見つめている。
・・・・何というか、北川らしくないな。
放課後、たまたま行った屋上で北川を見つけた。
フェンスにもたれて夕日を見つめながら、どこかたそがれている。
「北川・・・・どうしたの?」
「ん?あぁ、相沢か」
北川を顔だけこちらに向けるとそう言った。
「日曜日に、南と一緒にあやめさんを連れて霊能者の所に行ったんでしょう? 何か分かったの?」
「・・・・・・・・・」
しかし、北川は何も答えない。
ただ黙って夕日で赤く染まる空を見つめている。
・・・・何というか、北川らしくないな。
6月15日
夜の商店街を一人で歩く。
色々寄り道してたら、すっかり遅くなってしまった。
もうすっかり日は沈み、辺りは夕闇に包まれている。
「あの・・・・すいません」
「え?」
誰かに声をかけられて、後ろを振り向く。
そこには一人の女の子が立っていた。
夜の商店街を一人で歩く。
色々寄り道してたら、すっかり遅くなってしまった。
もうすっかり日は沈み、辺りは夕闇に包まれている。
「あの・・・・すいません」
「え?」
誰かに声をかけられて、後ろを振り向く。
そこには一人の女の子が立っていた。
6月14日
キ~ソコ~ンカ~ンコ~ソ。
放課後を告げるチャイムが鳴り響く。
俺は誰か一緒に帰るやつは居ないかと辺りを見回すが・・・・。
名雪と香里は早々と部活に行ってしまっていて居ない。
今日は、栞や天野も来ないし・・・・。
「よぉ相沢、今帰るところか?」
そう声をかけてきたのは・・・・北川か。
「そうだけど、何?」
「たまには一緒に帰ろうぜ」
「北川と?」
「そう、俺と」
たまにはどころか初めてのような気もするが・・・・。
ま、良いか。
「良いわ、それじゃ帰りましょ」
「よし」
何が『よし』なのか分からないが、北川は小さくガッツポーズした。
キ~ソコ~ンカ~ンコ~ソ。
放課後を告げるチャイムが鳴り響く。
俺は誰か一緒に帰るやつは居ないかと辺りを見回すが・・・・。
名雪と香里は早々と部活に行ってしまっていて居ない。
今日は、栞や天野も来ないし・・・・。
「よぉ相沢、今帰るところか?」
そう声をかけてきたのは・・・・北川か。
「そうだけど、何?」
「たまには一緒に帰ろうぜ」
「北川と?」
「そう、俺と」
たまにはどころか初めてのような気もするが・・・・。
ま、良いか。
「良いわ、それじゃ帰りましょ」
「よし」
何が『よし』なのか分からないが、北川は小さくガッツポーズした。
6月13日
『朝~、朝だよ~、朝起きて学校行くよ~』
「う・・・・ん・・・・」
いつもの名雪の声で目が覚める。
目覚ましだが。
俺は目覚ましを止めるとベッドから這い出した。
それにしても最近何故か異様に眠い。
いくら睡眠をとっても寝足りないのだ。
・・・・名雪のがうつったかな?
んな訳ないか。
馬鹿な事考えてないでとっとと着替えよう。
俺はもうすっかり着馴れたピンクのパジャマを脱ぎさる。
そう言えば、昔『パジャマ邪魔だ!』とか言う歌があったなぁ・・・・などと考えながら、箪笥からブラジャーを取り出し胸にあてがう(お前、歳いくつだ)
何か最近少し胸がきついような気がするのだが・・・・。
気のせいか?
まぁ良い。
名雪を起こしてとっとと学校行くぞ!
『朝~、朝だよ~、朝起きて学校行くよ~』
「う・・・・ん・・・・」
いつもの名雪の声で目が覚める。
目覚ましだが。
俺は目覚ましを止めるとベッドから這い出した。
それにしても最近何故か異様に眠い。
いくら睡眠をとっても寝足りないのだ。
・・・・名雪のがうつったかな?
んな訳ないか。
馬鹿な事考えてないでとっとと着替えよう。
俺はもうすっかり着馴れたピンクのパジャマを脱ぎさる。
そう言えば、昔『パジャマ邪魔だ!』とか言う歌があったなぁ・・・・などと考えながら、箪笥からブラジャーを取り出し胸にあてがう(お前、歳いくつだ)
何か最近少し胸がきついような気がするのだが・・・・。
気のせいか?
まぁ良い。
名雪を起こしてとっとと学校行くぞ!