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過去の遺作置き場
2024年05月03日 (Fri)
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2002年07月12日 (Fri)
秋子さんの運転で、俺たちはあっという間に商店街のマッハ軒に辿り着いた。

・・・・・・・・。

もう俺、ジェットコースターなんか怖くないよ・・・・。
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2002年07月11日 (Thu)
俺たちは香里の後に着いて校舎の中に入った。
夜の暗くて人気のない校舎は、どこまでも不気味だ。
今にも何か出てきそうな・・・・そんな感じだ。
2002年07月10日 (Wed)
「・・・・と言うわけよ。あたしも最初秋子さんから話を聞いた時は容易には信じられなかったけど・・・・」

香里が何やら深刻な顔で話している。
俺たちは、それを真剣な顔で聞いていた。

「お・・・・そろそろ、焼けるかな・・・・」

・・・・只一人を除いては。
2002年07月09日 (Tue)
昨日の雨のせいで、道の所々に水溜りが出来ている。
俺たちは、その水溜りを避けるようにして歩きながら学校に向かっていた。
もうかなり日が高い。
本当なら、走ってでも急いで学校へ行くところなのだが、皆のんびりしたものだ。


「ところで北川・・・・ってあれ?北川?」

俺は先ほどまで隣を歩いていた北川に声をかけようとしたら、いつの間にかいなくなっていた。

「どうしたの?」
「いつの間にか、北川が消えてる・・・・」
「・・・・どうせいつもの調子で雲隠れしたんでしょう?ほっとけばその内戻ってくるわよ」
「だと良いけど・・・・」

まぁ、どっちにしろいつもの事だ。
俺は気にしない事にした。
2002年07月08日 (Mon)
『朝~、朝だよ~。朝起きて学校行くよ~』
「う・・・・」

カチッ。

いつもの目覚ましを消すと、俺は体を起こした。
もう朝か・・・・。
何か、あんまり寝てな・・・・。

「・・・・むにゃむにゃ・・・・」

何故か俺のベッドの中に北川の姿。
俺の体に抱きついて幸せそうな顔をしている。

「え・・・・えへへ~・・・・・美坂ぁ・・・・」

そう言いながら俺の胸に頬擦りしている。
2002年07月07日 (Sun)
今日は七夕。
水瀬家にみんな集まって、七夕パーティをする事になっている。
それで、俺は今短冊を飾る笹を買いに来てるわけなんだが・・・・。
確か、秋子さんがもうすでに注文してあるとか言ってたな。



「はい、どうぞ。重いから気をつけてね」
「は、はぁ・・・・・」

そう言って渡されたのは・・・・全長5mはありそうな巨大な笹の木。

「秋子さん・・・・これを俺一人で持って帰れと・・・・?」

俺は思わず見上げてしまった。
こんなでかいの、家に入るのかな~なんて事を思いながら。
2002年07月07日 (Sun)
「・・・・・駄目だわ、繋がらない」

そう言って香里は受話器を置いた。
横では不安そうな顔をした栞が香里の方を見つめている。
これで最後か・・・・結局、誰一人として繋がらなかったな。


「どうなってるんでしょうか・・・・私や栞さんの所はともかく、200回線以上もある佐祐理先輩の所も誰も出てこないなんて・・・・」

そう言って、天野は俯いた。
確かにな・・・・いくらなんでもおかしすぎる。
これじゃあまるで・・・・。

「まるで、この世界にあたし達しか居ないみたいね・・・・」

香里が俺の心の言葉を代弁するかのようにそう呟いた・・・・。
2002年07月06日 (Sat)
「あ、もうすぐ駅ですね・・・」

そう言うと、私は立ち上がりドアの前まで移動しました。
毎日乗りなれていますから、いつ何駅目で降りるかなんて確認するまでもありません。

キキーッ。

耳障りな音と共にやがて電車が止まり目の前のドアが開きます。
割と急な止まり方をしたため、少しよろめいてしまいました。
ちょっと運転が乱暴ですね・・・・。
そんな事を思いながら電車を降り、ふと上を見上げた時、私は目を疑いました。
そこに書いてあるのは、間違いなく私が電車に乗り込んだ駅名・・・・。

「環状線・・・・だったのでしょうか・・・・?」

そう呟いた時、さっきの電車が終電だったのか駅の電気が消えていきました。
2002年07月05日 (Fri)
誰も居ない駅。
ガラ~ンと静かな構内には私一人・・・。
随分と静かですね・・・・。
いくら夜が遅いとは言え、誰一人ホームに居ないと言うのはちょっとおかしいですね。
それとも、いつもこの時間はこんなものなのでしょうか?

ジリリリリリリ!

!!
いけません、早く乗らないと電車が行ってしまいます(汗)
私は、全力で駆けると電車の中に飛び込みます。
ふぅ・・・ギリギリセーフでした・・・・。
それにしても、これぐらいで息切れしてしまうなんて・・・少しでも運動した方が良いんでしょうか?
以前まで病気で休んでいた栞さんの方が、まだ体力あるみたいですし・・・・。

・・・・なんだか自己嫌悪に陥ってきました・・・・これ以上考えるのは止めにしましょう。


それにしても・・・。電車内もホームと同じで全然人の姿が見えません。
ただ・・・・巫女服を着た私より少し年下ぐらいの女の子が、一人だけ座っていました。
・・・・こんな時間に一人で居ると言うのはちょっと不自然・・・・ですね。
でも、向こうから見れば私も人の事言えませんか。

でも・・・・。


何故、巫女服なんでしょうか・・・・?
2002年07月04日 (Thu)
ガシャーーン!

一体、どれくらい久しぶりなのか・・・。
学校中の生徒を閉め出し、学校の門が閉まった。
そして、俺たちも例外ではない。
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