過去の遺作置き場
8月5日
今日は南に連れられて久しぶりに北川君の家へ。
あんまり気乗りはしなかったけど・・・無下に断る事も出来ないし。
それにまぁ、あやめさんと南が居る限り北川君が暴走する事はないもんね。
今日は南に連れられて久しぶりに北川君の家へ。
あんまり気乗りはしなかったけど・・・無下に断る事も出来ないし。
それにまぁ、あやめさんと南が居る限り北川君が暴走する事はないもんね。
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8月4日
今日で楽しかった旅行も日々も終わり。
流石に皆疲れてるのか、リムジンの中は凄く静か。
というか、皆寝てるわね・・・。
唯一、私の隣に座ってる香里だけが起きてるけど。
でも、特に話しかけてくることは無く黙って座ってる。
その視線の先は・・・名雪か。
名雪が寝てるのはいつもの事ね・・・。
ふぁ・・・私も眠くなってきちゃった。
どうせ起きててもすることないし、私も寝てよっと。
それじゃ、おやすみなさい・・・。
今日で楽しかった旅行も日々も終わり。
流石に皆疲れてるのか、リムジンの中は凄く静か。
というか、皆寝てるわね・・・。
唯一、私の隣に座ってる香里だけが起きてるけど。
でも、特に話しかけてくることは無く黙って座ってる。
その視線の先は・・・名雪か。
名雪が寝てるのはいつもの事ね・・・。
ふぁ・・・私も眠くなってきちゃった。
どうせ起きててもすることないし、私も寝てよっと。
それじゃ、おやすみなさい・・・。
8月3日
「お祭り?」
「はい♪」
私の問いに佐祐理さんは嬉しそうに頷いた。
何でも、この近くの神社で今日はお祭りがあるそうなの。
それで、せっかくだから皆で行こうって話なんだけど・・・。
「でも佐祐理さん、私達浴衣とか全然・・・」
「あはは~、それだったら心配ないですよ~。佐祐理が用意しておきましたから」
「そうなの?」
「はい。色々な浴衣を用意しておきましたから、好きなものを選べますよ♪」
そう言って微笑む佐祐理さん。
ここまで用意してもらったりしたら、最早断ろうとする者は居ない。
まぁ、最初から皆乗り気だったけどね。
「お祭り?」
「はい♪」
私の問いに佐祐理さんは嬉しそうに頷いた。
何でも、この近くの神社で今日はお祭りがあるそうなの。
それで、せっかくだから皆で行こうって話なんだけど・・・。
「でも佐祐理さん、私達浴衣とか全然・・・」
「あはは~、それだったら心配ないですよ~。佐祐理が用意しておきましたから」
「そうなの?」
「はい。色々な浴衣を用意しておきましたから、好きなものを選べますよ♪」
そう言って微笑む佐祐理さん。
ここまで用意してもらったりしたら、最早断ろうとする者は居ない。
まぁ、最初から皆乗り気だったけどね。
8月2日 その5
神社を離れて走り出してから5分・・・。
さっきは神社の周りでしか感じなかったあの視線が、今度はずっとついてきてる。
多分、この女の子を連れたからね・・・。
神社を離れて走り出してから5分・・・。
さっきは神社の周りでしか感じなかったあの視線が、今度はずっとついてきてる。
多分、この女の子を連れたからね・・・。
8月2日 その4
「うぅ、ひっく・・・くすんんくすん・・・」
小さな少女が、嗚咽を漏らして泣いている。
よく見ると、その少女の体はあやめさんのようにどことなく透けていて・・・一目で幽霊だと分かった。
私は少し躊躇したけれど、その少女の幽霊に話しかけてみる事にした。
だって、このまま突っ立っててもどうにもならないしね・・・。
「ゆ、祐子さん?」
私にしがみつく栞が不安そうな声を上げる。
「大丈夫よ、栞・・・」
私はそう言って栞の頭を撫でながら、幽霊の少女に歩み寄った。
「うぅ、ひっく・・・くすんんくすん・・・」
小さな少女が、嗚咽を漏らして泣いている。
よく見ると、その少女の体はあやめさんのようにどことなく透けていて・・・一目で幽霊だと分かった。
私は少し躊躇したけれど、その少女の幽霊に話しかけてみる事にした。
だって、このまま突っ立っててもどうにもならないしね・・・。
「ゆ、祐子さん?」
私にしがみつく栞が不安そうな声を上げる。
「大丈夫よ、栞・・・」
私はそう言って栞の頭を撫でながら、幽霊の少女に歩み寄った。
8月2日 その3
「ふぅ、ようやく着いたわね」
「えぅ~、怖かったです~・・・」
あれから特に何も問題も起こらず、私達は目的の神社に着いた。
栞は相変わらず私にしがみつく様に寄り添ったまま。
最初の頃の威勢はどこ行ったのかしらね?
まぁ、それは良いとして・・・早く自動販売機見つけておみくじ買っちゃいましょ。
「ふぅ、ようやく着いたわね」
「えぅ~、怖かったです~・・・」
あれから特に何も問題も起こらず、私達は目的の神社に着いた。
栞は相変わらず私にしがみつく様に寄り添ったまま。
最初の頃の威勢はどこ行ったのかしらね?
まぁ、それは良いとして・・・早く自動販売機見つけておみくじ買っちゃいましょ。
8月2日 その2
「結構暗くて不気味ね・・・」
「もし何かあったら、栞が祐子さんを守りますから心配しないでください!」
「・・・普通逆だと思うんだけど」
そんな事を話しながら、暗い夜道を進む。
今回の肝試しの目的は、この先にある神社まで行く事。
その神社にはおみくじの自動販売機があって、そのおみくじを買ってくる事が神社へ行った証拠になるんだけど・・・。
「結構暗くて不気味ね・・・」
「もし何かあったら、栞が祐子さんを守りますから心配しないでください!」
「・・・普通逆だと思うんだけど」
そんな事を話しながら、暗い夜道を進む。
今回の肝試しの目的は、この先にある神社まで行く事。
その神社にはおみくじの自動販売機があって、そのおみくじを買ってくる事が神社へ行った証拠になるんだけど・・・。
8月2日 その1
夜。
今日は皆で肝試しをしようと言う事になった。
・・・は良いんだけど。
「ねぇ、あやめさんが居る時点で肝試しの意味無いような気がするんだけど?」
「それを言うなよ、相沢・・・」
そう言って苦笑する北川君。
普段から幽霊のあやめさん見慣れてるから・・・肝試しって言われてもいまいちピンと来ないのよね。
夜。
今日は皆で肝試しをしようと言う事になった。
・・・は良いんだけど。
「ねぇ、あやめさんが居る時点で肝試しの意味無いような気がするんだけど?」
「それを言うなよ、相沢・・・」
そう言って苦笑する北川君。
普段から幽霊のあやめさん見慣れてるから・・・肝試しって言われてもいまいちピンと来ないのよね。
8月1日
もう既に皆も寝静まったであろう、夜も遅い時間。
私はちょっと寝付けなくて、ブラブラと砂浜を散歩していた。
歩くたびにザクザクと砂を踏む音が、誰も居ない砂浜に響く。
海からは、潮の匂いのする潮風が吹いていて心地良い・・・。
もう既に皆も寝静まったであろう、夜も遅い時間。
私はちょっと寝付けなくて、ブラブラと砂浜を散歩していた。
歩くたびにザクザクと砂を踏む音が、誰も居ない砂浜に響く。
海からは、潮の匂いのする潮風が吹いていて心地良い・・・。
7月31日
「う~ん、今日も泳いだわね~」
別荘に戻ってきて、思いっきり伸びをしながら私は呟いた。
他の皆は、多分まだ海で泳いでいる。
私一人だけ戻ってきたんだけど。
流石に3日連続で泳ぐと疲れるわね・・・。
こんな時は、のんびりと温泉にでも浸かって疲れを癒したい所よねぇ。
「う~ん、今日も泳いだわね~」
別荘に戻ってきて、思いっきり伸びをしながら私は呟いた。
他の皆は、多分まだ海で泳いでいる。
私一人だけ戻ってきたんだけど。
流石に3日連続で泳ぐと疲れるわね・・・。
こんな時は、のんびりと温泉にでも浸かって疲れを癒したい所よねぇ。